2010/12/31

年末というだけで、平素お会いできない方々に会えて胸が高鳴っております


付加価値って、付ける時点でどうなの、とか
新しく作るということ、とか
いいものをより良く、多く、伝えることが本当に大事なことなのか

とかとか

そういう方々に会うと、ふだん誤摩化していることが露呈します


きょう、写真家の奈都子さんにお会いして
まっすぐな言葉を使う姿勢がとても素敵だなと思いました。

明日は来年かぁ



2010/12/12

「新しい天体」 開高健


 














斎戒沐浴

こころもくたびれさせない

外柔内剛

清淡さを出すには裏に剛がないと出せない

和敬清寂

目を潤してくれるような香りをたてるお茶

目的のない人の足どり

目礼

だから、まず、本番そのものに接することである

包丁がきいている


開高健著「新しい天体」より

2010/12/02

PHOTO











写真を撮るって、改めてすごいと感心しています。

光と、距離と、仕上がりを考えて計算して、調整する。

プロっていうのは環境条件を即座に判断していて
そういうのはあらゆる実験を繰り返し積み重ねないと出来ない訳で
職人技ってそのことなのだろうけど

良い写真っていうのは、
緻密な計算値+αイメージの表現が合わさってのものなのだと思うと、
左右能全開な訳で、神業的だ、と思うに至った。

2010/08/22





だいすきです。

2010/08/06

PEACE DAY

暑い暑い油照りの日が続いております。

わたしは、ここしばらく、
感覚を取り戻すべく、仕事な日々でした。
いろいろハードルは、あるけれど
大変とばかり言っていられなので、面白いことをしようと思ったら
ちゃんと面白くなってしまって、またごろごろと。
この不器用さ、もう好きでやってるとしか思えません、にがわらい。

今日もめくるめく体験をして、本来ならトピックス間違い無しなのですが
それを書けないとなると、何を書いていいのか。

体は走り回って疲れているけど脳が興奮していて、
「疲労」ていう物理的信号が「程よい充実感」に
変換されていることに気付きました。
割と仕事が好きなんでしょうね、
わたしは周りの環境にぶらさがってるだけです。


2010/07/06

となりのおばあちゃん


となりのおばあちゃんはだいたい4〜5時に起きて
それから表の路地の掃き掃除をしています

朝出掛けに会うと
「毎日ようきばってはるなぁ」 

といいます
わたしがいぃえ〜そんな、
ほな行ってきます、というと


「はようおかえりやす」

といいます

たまにお花がきれいやとか、
あついのさむいのといいますが
会うとこの二つは必ず言ってくれます

總屋の線香花火



















少し前は『蛍、みた?』が挨拶のようになっていましたが
今ではしっかり梅雨入りしてたまの晴天はもう夏の気配。


先日小用で訪れた總屋さんのショップで見かけた線香花火。
パッケージもとてもきれいだったし、
職人の手で作られた花火がどんなものか知りたくて
夏の先駆けに購入しました。

線香花火って、夏の匂い。とてもいい。
しかもその日スイカまで食べたので
今年はもう夏のスイッチが入ってます。

2010/06/23

リバティーンズ マガジン No.01































twitterで何度も目にしてたので、読んでみようと購入。

山本耀司のロングインタビュー。
氏を取り巻く環境と重圧は想像しようがないけど
「ぶっ倒れまでるまで服を作り続ける」選択をした氏は
もうなんというか、失ってはいけない人のような気がするというか
すごすぎます。


“好きに勝る理由無し”というのも一理だけど
こういう文を読むと、“好き”が基点になるうちは
まだまだやなぁ、と





2010/06/14

junaida




















いま最も夢中になっているイラストレーターのjunaidaくん。
初めて見たのは羊毛とおはなのジャケでした。
何度かお会いしていますが、ファン過ぎて普通にしゃべれないです。

サイトがまたたのしすぎて、
というかイラストが物語すぎて、くまなく拝見。

左京区のとある場所にて蔦の葉で覆われた 一軒家に
junaida-land を建設、という妄想まで堪能。

あぁたのし。

http://www.junaida.com

2010/06/10

NEWSPAPER to NEW PAPER


























去年ADC展で金賞を受賞された
「NEWSPAPER to NEW PAPER」のパッケージデザイン。
既知のことやもしれませんが、
昨日図書館で、ADC本に掲載されたこのプロジェクトを見て
いいなと思いました。

NEWSPAPER to NEW PAPER


落ち着いてみると色々思いましたが
それよりも見た瞬間に伝わるアイデアが良いなと思いました。

中村好文『普通の住宅、普通の別荘』


























中村好文さんの作品集『普通の住宅、普通の別荘』(TOTO出版)は
たいへん素晴らしい本だと私は思います。

『家を持ちたい』と漠然と抱いていた、遠い将来の夢を
目標に変えようと思い立つほどに。

この本をElephant Factory Coffeeのマスターに見せていただいた時は
パラパラとめくるだけでも楽しさが溢れてきて
直視できないくらい興奮しました。


「ものをつくる」ということは
何事においても “苦楽” がつきものだと思うのですが
そういう意味で、この本は上澄みしか掬っていない “楽” しい本です。

もし、その苦と楽の関係性が
振り子のごとく比例しているのではないかという
(不確かな)人生の法則があてはまるのならば、
楽の反面、めちゃ大変ということになりますが
それでも「つくる」醍醐味を味わいたいなぁ

と思わせる本です。



2010/06/09

Tunnel













長かったトンネルをようやく抜ける。

そういう心境なのか、あるいはそうではないかもしれませんが
ただ、やっとちょっと、動ける感じを掴んだ、
そのような感覚が実感として湧いてきているところです。

その実感が楽しみという事もないけど
至って平常心な感覚が持てることを歓迎しています。

吉日

2010/05/29

Thank you for your loving KYOTO






















“ Thank you for your loving KYOTO ”


お姉ちゃん、タダヒロくん、
きょうは私にとっても記念日になりそうです。
ほのぼのしすぎて、泣けちゃうわ。



2010/05/20

倉敷





















倉敷に行きました。
ラフなプランでゆるゆると街を散策しました。
とても良い街で、良いお店とも巡り会う事ができました。
いずれも時代を越えてモノを追求されているという印象です。
アンティーク好きな方にはおすすめのお店です。


Womb brocante
http://www.womb-brocante.com

蟲文庫
http://homepage3.nifty.com/mushi-b/

FUCA1016
http://www12.ocn.ne.jp/~fuca/

MUNI
http://www.muni.co.jp/

旧野崎邸住宅
http://www.nozakike.or.jp/

2010/05/04

畑と蟲


















畑をつくる。
私がイメージしていた農作業は、苗を植えるとか、種を撒くとか
そういうのだったのですが、その前の段階でした。
「ガッツ君」という一人用耕運機で何往復もしてやっとこの状態。
まだ雑草が残ってます。
奥に見えるバンブーの根がこちらまでやってきていて
その根にぶつかるたび、ガッツ君が暴れ馬のようになってしまいます。

畑を耕していると、バッタやカエル、トカゲやアリ、判別不能の虫たちが
一斉に逃げていきます。
本当に、気分は開拓者。

2010/05/03

GW
























GW初日は法事から始まりました。
たくさん集まって賑やかなのはよいことですね。
お家さんの説教は
『私たちは知り得ないが想像せずにはいられない世界』のお話でした。
改めて聞くとなんだか面白い。

それからみんなでごはんたべて
叔父さんたちと事業仕分けの話などをして
従甥のうんちを手伝って
バッタをつかまえてとお願いされて
葉っぱ集めして
おばあちゃんのお墓参りして
お薄を10杯くらい立てて
従姪たちとかくれんぼして
たらの芽とわらびを取りにいって
野の写真をとりました。

2010/04/26

京都いろいろ






















きょう訪れた場所、およそ8か所、

THE GREENでミラノサローネ報告会
北村美術館・四君子苑
NINPのファッションショー
CAFE HERON
FACILE
かもがわカフェ
直珈琲
Sesamo


昨日は四君子苑にだけ行く予定にしていたけど
久しぶりに乗った自転車に任せたらこんなことに。

しばらく、ほんとうにしばらく休んでいたので
ウォーミングアップのつもりだったのですが
ギア間違えてしまいました。
おかげで頭が冴えて眠れません。

私の周りには、「ものをつくって売る」人が多い。
このシンプルさに、戻りたい。


母から連絡があって、連休は農作業に誘われました。
田植えでしょうか。
足手まといにならぬよう、
かんばりますのでよろしくお願いします。

2010/03/20

Twitter



















twitterであちこちから春の風景が伝わってくる

精度の高い写真よりも、豊かな文字に心染みる


日本に春がきましたね

京都にも、わたしにも


家前の路地に小鳥がたくさんくるので、とても賑やか

はす向かいのじじさまの長唄と小鳥の声が、春のマークです


2010/03/17

UP




















仕事のこと。

あんまり考えても、とは思っているのですが
見て見ぬ振りはできないし
はてさて みんなどうしてるんだろう
大義がなくて困ってます、ほんと

ってともだちに言ったら
おまえめんどくさ って一蹴

わたしもそうおもう

2010/03/06

±




















不調の中でもそれによって生じるよいことはあるもので
隆起あれば沈降ありというか、逆もしかり
やっぱり人生ってプラマイでちょうどよいことになっている
…ような気がします。

京都には沈黙の教えがそこかしこにありますので
否応にも禅問答のまねごとが始まってしまいます。
時を経てきたものの語ることの多さを思うと
自分のしていることを見つめ直さずにはいられないのです。

いま、すーごく考え中。
みんなとおなじようにね。


2010/01/31

最後のマンガ展
























昨日は朝おしごと。
緊張の打合せが終わってから、大阪でランチ。

天保山サントリーミュージアムで
井上雄彦『最後のマンガ展』を観に行きました。
少し空き時間があったので、海遊館にも行ってみました。
京都に戻ってハルと打合せ。
それからエレファントファクトリーのKさんとオーナーと
千總のケンタとパナのオーリーとしおさんで、
先斗町の李南河という韓国料理屋さんに行きました。
それからややこしい名前のバーに行ったら
久しぶりにライターのシホさんに会いました。
きんちゃんも合流。

めずらしい立ち位置だったのでなんかつかれました。
はじめましての方もいたので最後の方には
好きな芸能人はとかいう話になって
長岡亮介といったら、なんとつながった。

2010/01/03

元旦































あけましておめでとうございます
どうぞ本年もよろしくお願いします

Appleの純正イヤホンがどうもずっと違うなとおもいながら
何を買っていいか分からなかったのですが
先日二子玉高島屋でBoseの音を聴いて
デザインもいまいちで、比較検討すべきだった気もしますが
オンイヤーで音が良いので合格

すごくいいです
ラヴェルの管弦楽曲など素晴らしい

家でもヘッドホンです