2011/07/28

knowing





















いろんなひとを知り過ぎている 気がする
TLを流れる訃報を目にして、おもった

出会ったこともない人だけど
ぼんやりといつか会えるんじゃないかとおもっていて
ぽっかり感を埋めるように涙がでた

会った事もない人なのに、こんなんで
果たしてこれから訪れてしまうであろう身近なことを
受け入れる器がわたしにあるのかな

かといって、用意できるものではないし
だからって、出会わずにはいられない訳だけれども

きっと私にとってやみくもに知り過ぎることは毒だ



今は折り合いをつけて考えることがまだできているし
まぁいいか、っていう鍛錬が効いて鈍化しつつあるので
右から左へ、今日から明日へ、ですが
これはつまらんことだな、とおもいます

おもうがしかし
流さず捉えることを 
強く思うことを
まだ回避してる


次に向かう事に対して時間がかかりすぎるのに
イチバン驚いているのは、わたしです




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2011/06/11

水無月





















雨がよく降ってます。

6月のことを「水無月」と言いますが、
梅雨に「水が無い月」と付けたのは何故だろうと、
ふと思ったのですが
これはなんとも自分中心の考え方で、
あちらの「水がなくなる」という意味ではないのかと。
「神無月」は出雲に神さまが集まってらっしゃる
というのは有名ですが、それと似たようなことで
あちらの事情をおっしゃってるのではないかと。


実際由来は諸説あるようです。
wikiにも同じようなことが書いてありました。
そうだったら良いな、と思いましたが
実際のところがどうか分からなくていいのです。
想いを馳せる間を与えてもらえてありがたい。


こういうことが、日本文化の中には潜んでいるから
面白いし、もっと知りたい。
もとは中国とか仏教ですが完全に昇華されてますでしょう。
研究テーマをもちょっと絞って考えてみたいです。


間ですかね。
直接的ではない、ダイレクトではない、間がある、その妙。
これは日本の特徴のような気がします。




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2011/06/09

KAMOGAWA





















朝晩鴨川を渡る為に通勤している、
と言っても過言ではないかもしれない。


朝。
急がなくてもいいように、少し余裕をもって家を出ると
隣のおばあちゃんが、表の掃き掃除と植栽のお手入れをしていて
はす向かいのおばさんは天気とか、ゴミの日とか、教えてくれる。
一言二言キャッチボールして、行ってまいります、と路地を抜け。

ひとつめの信号で、小学校に通学する友達の姿を探します。
会うと、ハイタッチでおはようの挨拶をするのが
いつのまにかのきまりごと。最近会ってないな。

早足で通勤の人たちの列とすれ違う。
鴨川に差し掛かる、速度を緩める、顔を上げる。

川の流れ、日々濃さを増す木々の緑、鳥たちの声、
北山のグラデーションのトーン、比叡さんの見え方。
毎日違う。驚く程に表情を変える。

本当に素晴らしいので、写真におさめたいと思って
毎日同じ時間に撮ってみたこともあったけど、全然駄目。
この感動が写真におさまってないどころか
良くない風景になってしまう。
だからできるだけ観察して、記憶に留まれ、と思う。

よし、と思って地下に潜る。


そして夜。

夜の鴨川。夜は闇。
目が利かないから、匂いと音が強調される。
熱気、緑、水、風が、入り交じった匂い。
せせらぎ、エンジン音、トランペットの練習、信号。
橋に掛かると、全身に風を浴びる。
これが、ほんとうに、
どんなスパよりも効くんじゃないかと思う程に
気持ちがいい。深く深呼吸をする。

疲れは風に流され川下へ。





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2011/06/01

distance





















もう言っちゃおうかな。




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2011/05/12

intuition





















直感力というか
これいいな、と感覚的に思ったものはやっぱり良くて
あれちょっとちがうかなとか、苦手かなって思うものは
どうがんばったって結局嫌なもんだから
無理にどうこうする必要は無い、というかむしろ避けていい

というようなことを
友人と、ちょっと前に話したことを思い出してる。

知らない自分がダメだとか悪いとか良識が狭いとか
もうそろそろそんな風に思う必要はなくて。


…うん、そうね、そうだとおもう。

しかしなぜだか分からないけど私の変なガッツというか
「嫌だからやめる」っていうのがすごく嫌なのですよ。簡単だから。
逆に、このことだけやってたらすっごくずっとハッピー
みたいなことがあるのかというと、そういう訳じゃないのですよね。

たとえば世界中を旅し続けられたら
それは楽しいことかもしれませんが
現実的なところで考えると
つまるところ何やっても一緒かなって思う。

まぁまぁ嫌なことがあっていいんじゃないの、って思うという話です。


intuition:あるものやことについて、考えたり知覚したりする前に、
     従って思考や感覚に頼らないで分かること、またはその能力。




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2011/04/19

Make it or break it.

















大袈裟ですけど
分かれ道だと頭で考えている場合は、
どちらを選んでも一緒なのでしょうよ、おそらくは。



これから、私たちの生活は変わって行く。
変えなくちゃいけないって、みんな思ってる。
どの視点に立つかで正しさは変わるけど
わたしは、わたしの大切に思うことを
目と手の届く範囲で考えようって思います。

2011/04/03

mentality



















みんな、なにかしら抱えてて
たいへんじゃないひとなんていなくて

わたしは非力なものですから
せめて心持ちは明るくというか
あっけらかんとしてたい

もともと楽観的な人なので
なんとかなるよって、根拠なしで思っちゃうのだけど

自分でつくる力はつけたいな

2011/02/09

star






















これまで、分からない事が多い方が面白いということもあったし
色々な人と出会えることが、財産だと思って
今もそれは変わらないけど
これと思うことに、没頭するような関わり方をしたいと思うようになりました。
仕事も、人とのお付き合いもそうかもしれない。

私のインプット容量は多くなくて
色々な道具を持ってても使い方が分からなければ意味無いというか
知らないことは怖いけど、知った気になっているのはもっと怖いというか
そんなかんじ、です。