2009/11/11

建築の可能性を考える




















このあいだ、天満で建築のシンポジウムがありました。
展覧会「ARCHITECTURE AFTER 1995」展の
キックオフミーティングで鈴木謙介さんと藤村龍至さんの対談。

建築ジャーナルの山崎氏にお誘いいただいたら可能な限り行くという
いまのところスタンスをとってます。
山崎さんは学者さんみたいにめちゃくちゃあたまのいい人ですが
なんだかこれまで私が知っている『論』の人とは違います。
先日のとびらプロジェクト総会では
「できないからやめようと、諦めるのをやめよう」とおっしゃってました。
そして総会に中谷氏をブッキングされました。
想いを実現させようとしているんだということが伝わったので
彼の興味のあるものに興味があるのです。

実現させるのって、熱量が要るんですよね。
やりたいとことをやらせてくれる、「よし、君に任そう」
と言う人は熱いので、伝導体になれたら幸い。


会場に遅れて行くと、盆踊りの話をしているし
鈴木氏が「ぼくの師匠の宮台真司」とおっしゃっている。
建築人同士の対談だと思っていたので
掴むのに少し時間がかかりました。

対談は、面白かったです、鈴木さん。
「~じゃないのか論」とか言うの。(←どうしようもない視点)
なんだか、昔の調剤薬局みたいに縦横揃ったハコがあって
この話はここで、その話はここだから、つまりこういう位置付けで
合わせるとこういうことだよね、っていう、薬剤師みたい。
世治ししてください、その薬で。良薬口に苦し、です。

藤村さんは、一見静かに吸収しながらお話されているけど
もすごい強い意思を感じると思っていたらその晩に夢で見ました。降参。
だけどなんだか痩せはったように見えたので心配ね、ってシオさんと。


帰りに、シオさんとごはん。

この辺でどっかいこうか、となったとき
普通検索するんですかね、最近は。
わたしは、この道にいい店がある雰囲気がする、と坂をのぼり、
中が少し見えるところで様子を見て直感で決めます。
後で考えてみると、中のお客さんを見ていたかもな、と思いました。

そうやって決めた天満の小料理屋「さが野」。
お母さんが、割り箸を割ってくれるんですよー
秋刀魚、鰹タタキ、じゃこ天(?)、銀杏、自家製豆腐、お漬物。
こういうのが、いいです。やさしいおいしい。
秋刀魚きれいに食べたねって褒められました。


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